倉下忠憲さん(@rashita2)をお招きし、「DoMA(ドマ)」についてお聞きしました。
DoMAとは倉下忠憲さんが考案・実践するWorkFlowy運用術がそのルーツ。
最初に「DoMA」の言葉が登場するのは以下の記事です。
倉下式WorkFlowy運用術 その5: DOMA式 – R-style
まずデイリーという「ボトム」に入れておき、それをシフトアップして、その後も、自分の認知の状況に合わせて、(つまり後から)構造を変えていく。そういうやり方です。
当初は「DOMA」でしたが、その後「DoMA」に変更(「MoMA(ニューヨーク近代美術館 The Museum of Modern Art)」風)。
DoMA方式が発表された2020年6月から、大橋自身もWorkFlowyにDoMA方式を採り入れ、現在までにScrapboxとの組み合わせでうまく回るようになってきました。
そこで、改めて考案者の倉下さんにDoMAについて根掘り葉掘りお伺いすることにしました。
▼こんな話をしています
DoMAは考え出されるべくして考え出された
GTDに対するオルタナティブとして
意識には階層構造がない
「注意」ベースで作る
「脊柱」がない(『ターミネーター2』のT-1000的)
人の数だけ「最適」がある
DoMAの弱点とは
DoMA=Depend on My Attention=土間
「本来」からの逸脱やアレンジを失敗ではなく成功ととらえる
方法を自分に合わせる vs 自分を方法に合わせる
自分は何に注意を払っているのか=自分を知る
DoMAを駆使して自分というダンジョンを明らかにする
唯一の正解はない
Org Modeを使ったタスク・プロジェクト管理方法
ほかにもっとうまい方法があるのではないか?(自分だけ損をしているのではないか?)思考
「浸かって」しまうほうが諦めがつく
いろいろなツールを使うことでツールを見る目が養われる
▼関連リンク
DoMA - 倉下忠憲の発想工房(倉下さんご本人によるDoMA関連記事リンク集)
▼次回予告
今回は「理論編」的な位置づけで、DoMAの概要と周辺についてお聞きしました。
次回は「実践編」として、大橋のDoMA方式を倉下さんに実際に見ていただきながらあれこれ話した内容をお送りします。
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